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音楽留学準備★ Hamburg

momospde2010

ドイツの音楽大学は1年に1〜2回入学試験を行います。

特に10月から始まるWinter Semester(冬学期)の入試は毎年5〜7月にかけて行われますが、1年に1回しか入試を行わない大学も多いため、入学を希望する方々にとっては大切なチャンスかと思います。


さて、このコロナウイルスの緊急事態でも入試は行われるのでしょうか???

願書をすでに提出した私の生徒さん方も毎日不安に思っていらっしゃいます。


それぞれの大学がHP上に夏学期や入試のことなどを掲載しているので、こまめにチェックしてくださいね。

日本の大学同様、オンラインで授業を開始する大学が多いようです。


今日はハンブルクにお住いの生徒さんとのオンラインレッスンでした。

ハンブルク音楽大学はHP上に、願書の締め切り(オンライン:5月4日、郵送:5月7日)を延ばし、入試も早くても7月に行うと発表しています。

もちろんこれからの状況次第で変更する(さらに延期の)可能性があるとも。

実技のレッスンも受けられない現状なので、入試が延期になる方が助かると生徒さんはおっしゃっていました。

楽典やソルフェージュの対策はオンラインでできるので、次回から聴音の練習も行う予定です。



それにしてもドイツのコロナウイルスとの戦い方に感心している私です。

メルケル首相の国民への訴えは、日本に住む外国人の私でも心に沁みました。

説得力のあるリーダーがいる国。

医療崩壊も起きず、芸術家のことをコロナウイルスで傷ついた人間たちを癒せる大切な存在だと認めてくれる。


日本はどうでしょうか?

私たち音楽家はあっさりと演奏する場所、レッスンをする機会を奪われ、休業補償やフリーランス補償も申請できないかもしれないという状況です。

一体誰が、音楽がこの苦難を乗り越える力を持っていると言ってくれますか?


日本の暗いニュースを見るとため息ばかりついてしまう毎日。

ドイツは少し光が差してきて、最先端の医療の様子などをニュースで見ては、心が明るくなります。


日本で音楽を学ぶ若い皆さん。

ぜひドイツ語を勉強して、音楽の素晴らしさを心から感じることができるドイツで学んでください!

この1年間はなかなか世界的に難しい状況が続くと思いますが、きっと来年には道が開けるような気がします。


諦めないで!

日本にとどまらないで!

ドイツで音楽を学んで、音楽家であることに誇りを持ちましょう!









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